HidekiIshimoto

エイリアン4のHidekiIshimotoのレビュー・感想・評価

エイリアン4(1997年製作の映画)
5.0
新春エイリアン祭り。まとめてレビュー。1作目はやっぱり金字塔。SF×ホラーとしても草分け。表面古くても骨格完璧なので古く感じないのは表面ペカペカで骨格ぐにゃぐにゃな最近SFの逆。2は世間で一番人気の大アクション。けど歳とるほどにおもろなくなる大アクション。3は初観から大好き。なのに一番不人気でこの頃から俺と世間様の切ない溝を自覚。同年のターミネーター2も同じオチで、ああアメリカはヒーロー自決させるしかない所に来たんだなぁと思ったもの。そうレーガンを経てブッシュ末期の頃。エンタメ映画こそ社会の無意識を映すと知らされた。その後色々あり、改心した武器商人アイアンマンでヒーロー復活させ、『ザ・ボーイズ』に至るアメリカなのだった。4は歳とるほどにおもろくなる不思議作。これの次に『アメリ』撮るという不思議監督の作。いっそウィノナはオドレイでもよかった。一番かっこいい超人化したリプリー。そして一番グロいのに一番笑える不思議作。1がリドリー、2がキャメロン、3がフィンチャーで4がジュネという猛烈ラインアップに満点だ。『vsプレデター』は祭りに群がる夜店みたいなもんだったと思う。のでこれにてお祭り終了。