BK477

エイリアン4のBK477のレビュー・感想・評価

エイリアン4(1997年製作の映画)
3.4
意外と面白い第4作

前作から200年後?とのことで世界情勢は様変わりし、巨大コングロマリットのウェイランドユタニでさえ時代の波に呑まれ消滅していた(笑)

血液からDNAを拾って蘇生させるというトンデモ技術によって死んだはずの人間が生き返る。はるか遠くの未来ならこんな技術も生まれるのだろうか?(さすがに記憶の復元までは無理のはず)

しかし、本作では「人の死」の重さはあまり変わっていない。
「簡単に生きかえれるなら死に放題では」の世界観になってしまえば、それはもはやコメディだ。 なので、人体錬成は容易ではなくほとんど偶然、やっと復元できた。ということになっている。

主人公を生き返らせるというのは映画では中々の禁じ手だと思うが、
まあ上手いことやっている方だと感じる。
後半に出てくるクリーチャー:通称「ニューボーン」の奇妙な外見なども合わせて、色々と物議を醸す作品。

戦闘シーンは少なめだが水中戦のシーンや、はしごのシーンなど見どころもある。一応、時系列的には今のところ最後であり、これがリプリーの物語の本当の終わり。

余談
最後に誰が生き残るか、シリーズで最も読めないと思う。
誰が死んで誰が生きるか、友人と賭けをしながら観るのが良いかも知れない。
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