【最高に退屈で癒やされる不思議な空間】
ジョークを聞かせよう
3人の男が道を歩いていた
1人が「靴ひもがほどけてる」
言われたやつが「わかってるよ」
違った...
えーと2人の男が道を歩いていた
1人が「靴ひもがほどけてる」
そこへ3人目の男がやってきて
靴ひもが...
靴ひもが......
その先は忘れた...
でも面白い話だ...
でしょうね...
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こんな日常。
ハリウッド映画に慣れ過ぎちゃうとこの手の作品はとんでもなく退屈に
感じるのかもしれない。
娯楽性は一切なくただ淡々とゆる~くシュールに物語はモノクロで進む。
なんだろう。日常のその間や空間を楽しむ映画。
そういった意味では小津安二郎の空気感はしっかり伝わります。
劇中にも彼の作品名がでてくる。なので小津作品が好きな人はすんなり
ハマるかもしれない。
価値観の違う3人の変わらぬ日常。
ミニシアターブームの草分け作品としてロングランヒット。
アメリカのインディーズ映画の金字塔とされる作品。
595本目