浅野公喜

デス・プラン 呪いの地図の浅野公喜のレビュー・感想・評価

デス・プラン 呪いの地図(1958年製作の映画)
3.4
数日前からアマゾンプライムで配信が始まった、墓地の管理人になった男が墓地の地図に黒いピンを刺し始めたら人が次々と死に始めた・・という「デス・ノート」風50年代ホラー。

人が死ぬという直接的描写が無く、主人公も割と落ち着いており、謎の現象を利用して今まで馬鹿にしてきた連中を殺していく等エゴを暴走させる事も無いので刺激は薄目ですが、「デス・ノート」よりも半世紀程早くこういったストーリーの作品が作られていた事が驚きで、黒いピンの代わりに白いピンを刺した後の展開はちょっとスリリングだったり時々登場する独特の映像処理も印象的です。

レトロなB級SF&ホラー作品を提供してくれるジェミニエンターテイメントが提供。字幕は誤りが目立ちますがご愛嬌、ということで(笑)。
浅野公喜

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