このレビューはネタバレを含みます
ラストのカットから流れる倉木麻衣のTime After Timeが名曲過ぎ。
義経記をテーマに、宝の地図の解読、地図が京都の通りを模しているなどミステリー要素はしっかりしていて、ちゃんと理解しながら見てみると面白い。
服部お得意のバイクチェイスもきちんとあり、CGで凝ってるのは若干チープにも見えるがこの映画ならではの味。
犯人の動機の元が自分の流派を広める目的の他に、弁慶じゃなくて義経になりたかったんや！は笑う。
外に助けを呼ぶためとはいえ、これだ！とためらいなく廃寺を放火し始めるコナン君。
義経を意識したアクロバティックなアクションもさすがです。
二人で事件解決のため行動しながらも、唐突に過去の恋愛話を語りだす高校生っぽい2人は微笑ましいし、それがその後の伏線になってるのも好き。
新一が服部の変装をしたときにきちんと左手に蝶ネクタイ型変声期をつけてたり、意外と細かい。
ただ、精密検査が必要な服部が終盤暴れまくったり、麻酔針を打たれた蘭が起こされて即目を覚ましたりと若干ご都合主義な部分はあるがそこは気にしない。
博士、会社を休むための風邪と似た症状が出せる薬…めっちゃ欲しいです。
コナンにとっては灰原が相棒ポジなように、服部の相棒ポジは大滝はん。
和葉のライバルは大滝はんなのでは…
2024 279
