リュミエール兄弟が創造した映画に触れたマジシャンのジョルジュ・メリエス…。彼が手探りで独自の映画作りに挑む姿を描くドキュメンタリー…。
リュミエール曰く「私は映画の父でメリエスは映画創作の父だ」…。
最初は僅か1分間のマジックの映像…しかし撮影時の偶然の事故から彼独自の手法を生み出します。
ジャン=ピエール・ジュネ監督やミシェル・ゴンドリー監督は創意工夫は彼の真骨頂と言います。そして
「人は大人になると空想などを頭から消し去るが、彼はそんな夢を温め続けアイデアを膨らませる」と…。
しかし彼に不運は付き纏います…。
公開直後にフィルムが盗まれ海賊版が出回ります。
1912年最後の作品『極地征服』を公開するも、当時アムンゼンが南極に到着！現実が空想を追い越していきます。
その後もチャップリンやアメリカ映画の台頭…
1923年、彼は遂に破産…。全てのフィルムは時代の長物と…500本ものネガを自ら燃やします。
しかしその後、彼の作品を支持する人たちの手によって『月世界旅行』の「彩色版」を保存・復元することに…。
当時のフィルムは劣化すると元には戻せない幻の存在。唯一見つかったフィルムも木のように固まっていました。
それを水蒸気で数ヶ月、1ミリ単位で剥がしていきます…が次の段階である欠損を埋める作業は…当時それを可能にする技術がなくそのまま保存することに…。
ようやく8年後、新技術により復元がスタートします。
製作から1世紀以上…「彩色版」発見から約20年！
作品が旅立つ時が来ました！
その作品を観れること自体が…まさに夢のようです！
今日13日の12:00までの配信です!!
thanks to; harema25さ〰︎ん･⋆｡✰⋆｡:ﾟ･*☽
