ドイツサッカーの父と呼ばれたコンラート・コッホがいかにしてドイツにサッカーを植え付けたのか。
時代はイギリスとの覇権争い真っ只中。
その中で英語を知っている臨時教師としてやってきたコッホ。
差別の意識を持つ生徒たちにコッホはサッカーを通じてフェアプレーを教える。
基礎というか創世記なのでサッカーの技術は未熟。
むしろ型を破るという、新たなことを成し遂げた学園ものという感じ。
型どおりだが生徒たちが魅力的に写っており、サッカーのための行動力は感心する。
ドイツ版「いまを生きる」という括りは、見る前の先入観を煽るものであり不必要この上ない。
余計な宣伝文句など必要ない中身にダマされないでほしい。