人間性とは何か？
人が人たる故に、守るべきことは何か？それを知らずに生まれた主人公アシュラは、人か？獣か？それを知って生まれている我々は人か、獣か？言わずものがな答えは明白である。ただ、この過酷な時代に、生きる為にどうするべきか？人の尊厳を忘れても生き続けることを願うか、それとも簡単に死ねるか？
この物語は、カムイ伝と合わせて原作を読んでもらいたい作品。アシュラは映像化できた、カムイ伝はまだできないという現実に何が問題があるのか、、しかし作品が生まれ、こうして多くの人の目にさらされること、知るということのきっかけになることはいい。乱世はほど遠いかもしれない現在、しかしいつなんどき、起るか分からないのだから、覚悟を持って人間性を問うべきだ。
