地味に岩崎宏美の歌の歌詞とリンクしてる（載っけれんけど…）
渋い映画だろうなとは何となくわかっていたが、意外とツイストの効いた映画だった事が嬉しい誤算
女との出逢いが暴力的だった男を変えていく…と聞けばそんなに珍しい話でもない
だが、暴力性を封印した事で起こってしまう悲劇もあるという…
原題の「ティラノサウルス」よろしく、自分の中で「絶滅させた」筈の暴力性を「掘り起こした」男女の触れ合いが染みる（邦題も悪くはないと思う。）
面構えや佇まい等、主演二人の映画への貢献度は高い（エディ・マーサンも）
思い出した映画は「スリング・ブレイド」と「君が生きた証」
俳優が監督したのもそうだが、前者はいつ爆発するか分からない不穏な映画の雰囲気から、後者は真実が明かされる事によって変容する映画の構造も近い
