1979年に実際に起こったイランアメリカ大使館人質事件を題材にした映画。冒頭でのナレーションで時代背景や事件に至る経緯の説明はありますが、字幕を読んでると聞き慣れない言葉が多いので理解が追いつきません。カタカナばっかなので…😵💫笑 この事件や、イラン革命、中東情勢、イラン・アメリカの関係とそれぞれの立場主張を簡単にでも理解してから観れば、この映画をより楽しめます。「なぜイランがこんなにも反米感情が強いのか」ここに至るまでの歴史を知ってるといいと思います。まさに、事実は小説よりも奇なりという言葉が相応しい出来事ですよね・・・これがフィクションだったらこの映画は酷評されてるでしょう。「アルゴ」は作られなかったけど、見てみたかったなぁ〜
日本人の我々には理解しがたいですが、イランにはイランの正義があるんですよね。彼らは彼らの国を守ってる。彼らからしたら、自分の国がアメリカにだめにされそうになってるわけです。抵抗するのは当たり前ですよね。(言うて🇺🇸の正義もわからんけど…)平和ボケしてる日本人だから、話あおうよ…暴力はやめよう…って思ってしまうけど、そんなんじゃ解決しない歴史が彼らにはある。
実話を元にした映画って、実在の人間の尊厳とかもある訳だから凄く作るの難しいと思うんだけれども、この映画はとても良かったです。空港の場面とかほぼフィクションで映画的演出とはわかっていますが、なんと言うか過剰にドラマチックにはしてないんです。演出がすごく良かったです。エンドロールで実際の写真が出るのも良かった。(良かった良かった言って語彙力無さすぎてすいません🤣)こんな嘘みたいなことが現実に本当にあったんだ…と実感させられます thank you canada🇨🇦
ベン・アフレックが演じたCIA諜報員のモデルとなったトニー・メンデスさんは、2019年に亡くなったそうです。またメイクアップアーティストのジョン・チェンバースさんは2001年に。それを知ったとき本当に最近の人で、見たこともないはるか遠くの昔の話じゃないんだと実感しました。彼らの功績をこの映画で知れたことを嬉しく思います!ご冥福をお祈りします。