脚色されすぎ、目を限りなく瞑ったときの瞼の裏の光程度の事実しか残っていない。そもそも主人公のメンデスは中南米系なのにおもっくそ白人が演じているのはなぜ?
ハラハラポイントをこれでもかというほど詰め込んでる、わかりやすすぎるのでハラハラはせずにもうええてという気持ちになる。ザ、ハリウッド映画っていう、これでアカデミー賞なのね。映画制作のための前半の会話劇もハリウッド感ましまし、あれはハリウッドでのことだからいいのか。
これだけおちょくった作戦で救出されたんだから報復されてもおかしくないのに、結局人質は1人も殺されていないのイランの懐が大きい?と思って調べたら、この年にイランイラク戦争でガン攻めされてイスラエルに武器を頼るほどボロボロにされたり、レーガンとイランとの陰謀論があってなるほどね、と。それどころじゃなくなったっていう感じなのかな。イランはこの流れの中でアメリカとエジプトの二カ国と断絶することになったんだね、勉強になる。
実話に基づくをどのあたりまで参考にするかどうかで好みが分かれますよね、僕みたいなものはもうNHKプレミアムとかクローズアップ現代とかを観ていればいいんだと思う、実話に基づいた映画っていうのはそういうところが気になってしまうので…。