ずっと気になっていたが
重そうな感じとジャケにも
あまりそそられず
後回しにしていた。
しかし!
こんなにも秀作だったとは!
作品が実際の映像かと思えるような臨場感。
時代の文化的要素もかなり
正確に捉えて作られている。
ベンアフのアゴヒゲも
とても似合ってるでないの。
今日日見ないデカ襟のシャツとかちゃんと70年代の人になっていたし。
70年代から80年代をまたいで起きていた事件。
ちょうど日本では
P・マッカートニーが成田で逮捕されたあたりで
当時のニュースはそれしか
記憶にないまだうぷこい自分
この事件は全く知らなかった
知らない上で観ても充分に
堪能出来るし、
ノンフィクションものにありがちな細かさに拘って無駄な描写や中弛みも無く、
時間を感じさせないまとめ方であった。
ハリウッドを巻き込んで
こんな、とてつもない作戦を実行するとは合衆国🇺🇲って
やっぱりすんごいな。
日本人の発想では
到底想像つかんでしょうー
貢献したベンアフCIA職員も
おおっぴらに讃えられる事も無くカナダ🇨🇦に華をもたせるていう裏事情も興味深い。
後半の緊迫感たるや
久しぶりに映画で身悶えした
イランの執念も恐ろしい。
シュレッダーにかけられた
米国人ターゲットの写真を
パズルゲームのように子供に
やらせてたとか本当なのか?
空港での逃さないという、
まるで生捕りに躍起になっているようにしか見えないし
見てて泣きそうになる。
その割りに映画の絵コンテをプレゼントしたら嬉しそうだし、どないやねん。
ラストの
飛行機に乗る乗れない、
乗ったけど領空越えねば、、の一連の流れ、心臓2つ必要
あの瞬間飲んだ酒は
どんなに旨かったろう~
事件の詳細をもっと知りたくなりました!
あとジャケって大事ねー
ベンアフどアップの青い写真から想像つかない作品でした