Zero

高地戦のZeroのレビュー・感想・評価

高地戦(2011年製作の映画)
4.1
戦争中、人はいろんな意味で毎日死んでいく

いろんなところでいろんな物語が繋がって、気づいたらずっと口が開きっぱなしで頭抱えながら観てしまった

これまで観た戦争映画の中で、一番リアルに隊員の気持ちとか実際の空気みたいなのを感じれたような気がする😳

“俺たちは敵ではなく、戦争と闘っている”
エロック高地をかけた最後の戦いの前、お互い内通して知っている戦線夜曲をお互いに歌い合う場面にめっちゃ感動した。お互い闘いたくなかったけど、これが戦争。

何が正しく、何が間違いなんかは実際にその地で戦っている人にしか分からない。

仲間同士とのかけひき、敵味方でのかけひき、ワニ中隊、第2小隊の歴史、これらが実話ベースというのにとても驚いた

この朝鮮戦争で50万人もの人が亡くなっている。「テントの中に誰がいて、誰がいなくなっているのか、時々混乱するんだ..」とスヒョクが言った場面があったが、毎日誰かが死んでいく中で、正気を保てた人がどれだけいたのか。
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