ホラーコメディとして最高の作品！
ひょんなことから1980年代ホラー映画の世界に入り込んでしまった少女の運命を描いたホラーコメディ。ホラー映画女優の母アマンダを交通事故で亡くした少女マックス。3年後、ようやく母の死から立ち直りつつあった彼女は、かつて母が出演した80年代ホラー映画を友人たちと見に行くことに。しかし上映中の劇場内で火事が発生し、マックスは逃げ惑ううちに映画の中に入り込んでしまう。信じられない出来事に戸惑いながらも、ナンシー役を演じる母に会うことができ喜ぶマックス。ところが、シナリオ通りに殺人鬼も出現し、登場人物たちは次々と惨殺されていく。マックスは母の命を救うべく奮闘するが……。
映画と現実の境目が混じり合う作品はいくつかあるが本作はその中でもその設定とホラーのセオリーをネタにしてホラコメにうまく落とし込んでいて満足度高い😌
所々の"作品の都合"に困惑するマックスたちには笑える。
作中作のキャラクターたちも"如何にも"といった役作りなのも80年代のスプラッタホラーの象徴を平均化しているようで良い。ただ、体育会系バッドボーイ枠を省いたのは何故なのか気になる。アダム•ディヴァインのカートはただのヤリチン枠だったし、現実からの転送チームにも居なかったし。やっぱりイキって挑発して簡単に殺される体育会系バッドボーイ枠は欲しい。
ストーリー全体的にはホラコメなのに、一部マックスとナンシーのシーンでは母娘愛の擬似物語として良いシーンにもなっているから単純にホラー、コメディ、スプラッタだけで終わらせない構成も高評価。
終わり方、どうなるのかなぁと思ったら、成る程！100点の終わらせ方‼️💯
日本ではビデオスルーですが、これこそ隠れた名作！！
