ユダヤ教の成人式のミツバ、こんな感じなんだ!
大親友のステーシーとリディアは助け合いながら、最高にイケてるそれぞれのバト・ミツバを計画中。でも、人気者の男の子と中学校でのゴタゴタが原因で、すべてが台なしになってしまうかも...。
Happy Madison製作の青春コメディ映画。
勿論アダム・サンドラーも出演。
サンドマンはユダヤ教文化を作品に混ぜてくるから毎回観ていて異文化に触れられるのだけど、今回はユダヤ式成人式。
年齢も12歳!(女性は12歳、男性は13歳)
でもここでの成人の意味は日本とは違って、結婚や選挙権、飲酒等とは別だそうで、宗教的にも社会的にも責任を持った大人の意味らしい。
しかも面白いのが、年に一度まとめてドンみたいなやり方ではなく、一人一人の誕生日毎に行われるから個人個人がちゃんと沢山の人に時間を割いてもらい、注目をされて丁寧にお祝いをされることで大人の責任を感じやすいのかもしれない。
教会でユダヤ教の戒律に則った式典の後にさながらプロムのようなパーティーも個人個人で開かれるのもすごい!!
前置きが長くなりましたが、ここからが映画の感想なのです。
バト・ミツバを控えた親友同士の二人の少女、ステーシーとリディアの友情のお話なのですが、話はシンプルで好きな男の子が密かに被ってて大喧嘩して2人の友情に亀裂が走るといった内容。
知らない文化が主軸だったからこそ話がシンプルで観やすかった。
サンドマンは主人公ステーシーの父親で見せ場も少ないのだけどちゃんと印象を残すし笑わせてもらいました。父娘喧嘩のセリフはめっちゃ笑ったww
毎回思うけどサンドマンの娘に生まれたかった。
そんなサンドマンの実の娘も本作では主人公のお姉ちゃん役としても登場!
さらには奥さんのジャッキー・サンドラーも出演。
たまにサンドマン作品に出演していて、今回は親友のお母さん役でした。
公開された2023年は2人が結婚して20年の年でもあるから家族での思い出の一つになってそう。
娘のセイディ・サンドラーは多分今回が初の映画かな?
初め気が付かなくて、お姉ちゃん観たことない人だけど妙に存在感あるなーと思っていたから納得!!
今後のHappy Madison作品にまた出て欲しいなぁ。
さて、お次はスペースマン!
プロデュース無しで主演のみのSFってことだけどどんな感じかなぁ。。