見終わったあとで
優しい気持ちになりました。
13歳の頃から60年間
メイドとして同じ家族に尽くしたタオさんのお話〜
4代にわたり家族を支えてくれたタオさん。
今はロジャーのお世話をしていたけど…病気で倒れてから施設に入ることになる…
ロジャーはアンディラウです。
たびたび施設に会いに行っては外に連れ出して…
ふたりでポツリポツリと話すたわいないこと、車椅子を押す彼と笑顔のタオさん。
こんなシーンに、ウルウルときてしまう…
あまりにも優しくて。。
「自分が病気になった時、元気なタオさんが世話をしてくれたから…
今度は元気なボクが」と。
きっとそばにいて当たり前の存在、空気みたいな存在だったタオさん。
気丈で凛としていました。
ロジャーが友達数人と電話した時…その友達を全員覚えていました、笑顔で話すタオさん。
皆のお母さんみたいでした。。
「老い」は誰にでも来て
いつしか別れは来るけど…
タオさんはずっとロジャーの思い出の中に生きているんだろうなぁ〜
いつもお金をせびっていた、
遊び人のキンさんが供えた小さな花束が、
なんだか愛しかった…
原題は「桃姐」
副題は…A simple life
タオさんの暮らしは、質素でムダがなく、そして決して使用人の域を出ない…とても謙虚なものでした。