このレビューはネタバレを含みます
追いかけられたいと願っても、その人は自分が追いかけている様に執着を持っていて、なんか色々切なすぎて泣いた。泣くとは思わんかった。思われてると思ってた人も救われないし、想い続けた側も本人はそれで幸せだったのかもしれないけれど、やっぱり第三者から見るとやりきれないなあ
千年女優ってどんな意味があるのか分からないけれど、追い続けるという想いとか行動に囚われてそれを一種演じるとか佇まいとか1人の人を永遠と（延々と）追っていくのが私自身なんだという囲いみたいなものを生涯かけて築いたって意味での千年女優とか含まれてるんかなとか思ったりした。
今敏の描く作品ってまじ沼が深すぎて、考察調べたらめちゃくちゃ楽しいんやろうなあと思うと同時に、自分が好き勝手思い散らかす解釈で留めておきたいなという気持ちもある。
ストーリー奥深いのに、第一に入ってくる視覚的印象が強烈すぎて情報過多
（褒め称えてます。映画館で見られて本当によかったです。）
