このレビューはネタバレを含みます
映画の世界に従って変わり続ける画の中で、ひたすらに鍵の君を追い続ける千代子さん。最初はどうして鍵の君にそこまで惹かれているのかわからなかったけど、途中からそんなことはどうでも良くなって、いつまでも少女のように追いかけ続ける千代子さんが若々しくて引き込まれていく。
失踪後に映画界に戻ってくるも、ふっと現実の老いた姿に気がつき、老いた姿を見られるのが嫌だと表舞台から姿を隠してひっそりも生きていく。
今際の際、今度はあの人に逢えますねという立花に、どっちでもいいのかもしれないと返す千代子さん。
「だって私… あの人を追いかけている私が好きなんだもの」
はあ〜〜〜最高！！これぞ恋！！
