久しぶりに鑑賞。初めて劇場でこの映画を体験したが、たまらないな…今敏監督やっぱり大好きだ〜ずっと創作活動を続けて欲しかったな…
今監督の持ち味である、現実と虚構を綯い交ぜにしながらストーリーをドライブするという手法が今作も取られている。前作はサイコスリラーで今作はドラマと、異なるジャンルに対して上記手法をめちゃめちゃ効果的に用いているのがとにかくすごい。2作目にして名人芸だ…
どこからが事実でどこからが映画でどこからが脚色で…とかもうわけがわからなくなってきてそれが楽しくて…ああ監督ありがとう…鑑賞しながら泣きました。
最後のセリフもすごい。あの言葉が簡単にこの映画を終わらせてくれない。
実際初鑑賞から結構経ってるけど、ラストシーンはしっかりはっきり覚えてるもんな。やっぱり自分の中で未解決なものって忘れられないんだなと思った。千代子さんにとっての鍵も似たようなものなのかもな。
