「パーフェクト・ブルー」は僕が観たアニメ映画の中でもマイベストと言える作品でしたが、同監督の本作はまだ未見でした。リバイバル上映されていると知り、映画館に行ってきました!
虚構か現実か区別がつかないようなシーンの繋がりは今敏監督らしいと言えますが、「パーフェクト・ブルー」ほど難解ではありませんでした。予想以上に分かりやすくまとめられていて、今敏監督という人はこんなピュアなラブストーリーも描けるのか!本当に「パーフェクト・ブルー」と同じ監督さんなの?というのが率直な感想です。笑
全編通してピュアな物語。最後の千代子のセリフは、誰かに恋をしたり、誰かを愛する人間の心の本質を突いているようにも感じました。まさか今監督の映画で泣かされるとは思わなかったなぁ。