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千年女優のinoriのネタバレレビュー・内容・結末

千年女優(2001年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

パプリカを以前に見ていて、なんか今すぐどうしても今敏監督の映画が見たい〜〜!という感情が来たので見た。

やっぱりシーンの切り替えというかつなげ方移り方の演出が見ていてすごく楽しいし上手いしエンターテインメント。

平沢進さんの音楽も今回もシャンシャンしていて耳に良かった。

若かりし日の藤原さん、ザ!ヒロインすぎてちょっとイラつくけどその人を好きな自分が好きっていうこと自覚してて安心した。

映画とか見ててよく思うのは「えそんな一瞬の出会いでそこまで執着できる?!その人の一体何をもってしてそこまで惹かれた?!」みたいなのあるけどむしろ一瞬しか会わないで全然その人のこと知らんほうが夢膨らんで追いかけがいのあるロマンティックな想い人に仕上がるのか〜とも思う。笑

この監督の技法が好きだし絵を描くように映画を作っているようで素敵だなぁて思う。

そんでいつも美女が「私はこう生きる!」てなるのがテーマな感じなのも好き。

中原淳一さん的な女性と美しさへの思い感じる。

伏目にした時の作画の美しさはずば抜けているなーていつも思う。

でゲンヤの人、めっちゃ気持ちわかるよ、推しのために死ねたら本望よね、何があっても守りたいよね、何歳になっても婆さんとは呼ばせたくないよね、あの役のあのシーンぐぬぁってなるよね、、てめちゃ共感できた女優オタク。
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