珍しくファンタジー要素がない、ジブリっぽくない青春作品。
60年代前半の横浜が舞台。この時代すごく好き!まだ道路がコンクリートじゃなかったり、三輪トラックが走ってたり、学生討論が盛んだったり…
まだまだ戦後の復興途中だけど、みんなが前を向いていて明るい感じがする。
海ちゃんのお家のコクリコ荘も、カルチェラタンも建物がすごく魅力的で行ってみたくなる。特にカルチェラタンいいなぁ〜取り壊すなんて有り得ない!笑
ご飯がとっても美味しそうなのがさすがジブリ。海ちゃんがお料理してるシーンもリアルだし、コロッケが美味しそう。
ストーリーは甘酸っぱい青春に戦争や家族関係が絡んでくるけど、複雑になりすぎず甘すぎず、バランスが良くて観やすい。
ガリを手伝うシーンと、エスケープのシーンが好き。
ジブリ作品には珍しくモデルになった場所が明確に分かってるから、横浜に聖地巡礼しました。坂道降りた所にあるコロッケ屋さんでコロッケ食べてみたり、洋館巡りしたり、楽しめるのでオススメ!
ゲド戦記があまり響かなかったから、吾朗監督どうかな〜と思ってたけど、この作品はお気に入りです。