スローモーション男

コクリコ坂からのスローモーション男のレビュー・感想・評価

コクリコ坂から(2011年製作の映画)
3.4
 普通すぎる

宮崎吾郎の監督作品

 小学生のころ、途中まで観たのですが面白くなくて止めたんです。そしてその理由が改めて分かりました。
 一番良いシーンは前半30分。特に海と俊が自転車でニケツしてお使いに行くシーン。「上を向いて歩こう」に合わせて楽しく若者の明るい未来を想像させます。

 それで2人が実は兄妹だったみたいなところから急激に映画の出来が失速。それが枷になるわけでもなく、なんかダラダラと話が流れて解決してしまいました…。あれれれ…。

あとやっぱりアニメーションのディテールが所々おかしいなと思います。歩くシーンとかなんか変。ここが吾郎と駿の差だと思います。