YAZ

呪いの血のYAZのレビュー・感想・評価

呪いの血(1946年製作の映画)
3.4
幼馴染のその先はを観る1

旧家でオバと暮らすマーサと同
居する弁護士息子ウォルターと
近所の子?サム。オバに関わる
秘密共有する三人は成長して

一人だけ故郷離れたサムが十数年ぶりに
戻り起こるあれやこれや。
子供時代はホラー仕立て面白くてこの先
ワクワクでしたが時代進むとそうでもな
かったかな

勝気なマーサ気弱なウォルター逞しいサ
ム。マーサとサムは互いに恋心抱いてる
ようですがサムは消える。大人に成って
も三人とも変わらずでマーサはウォルタ
ーと結婚し今や地元の権力者。忘れかけ
てたサムが戻って来て慌てる二人。三人
の秘密がバレると。。。。

サムが故郷に戻って来た理由が曖昧なよ
うな気がする。ここ変ってしまうと物語
の根底が崩れるような。勘違い?いや違
うな。心変わり?変わる理由は何だ

サムが当地で知り合った女性とのエピソ
ードに相当の時間割いていてリザベス・
スコット可愛いので見てしまう。夫妻と
の対比で置いてるのかもしれないけどこ
こまで拡げる理由あるかなと少し思う

原題「マーサの異常な愛情」ですが愛情
なのか保身なのかも微妙で(保身だから
異常とも言えるか)物語の核にボンヤリ
感漂ってます。一つウォルターとマーサ
の結婚は不幸だったのは分かる。結婚せ
ざるを得なかったのが一番の不幸かと

監督 ルイス・マイルストン
脚本 ロバート・ロッセン
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