雨宮時子は、夫・修一(佐野周二)が外地へ赴いているため、健気にミシンを踏んで生計を立てていた。苦しい毎日ではあるが、息子・浩の成長ぶりを夫に見てもらう日を心の支えにした生活であった。ある時…
>>続きを読む『魂のゆくえ』の流れから『田舎司祭の日記』を再鑑賞するつもりが、思いがけず見つけました。 ブレッソン監督の長編デビュ…
>>続きを読む西南戦争から日清・日露の両戦争、さらに日中戦争に至る富国強兵政策にダブらせて描く、福岡のある一家の3代にわたる大河ドラマ。
【寸評】 時は太平洋戦争末期。 アメリカに立て続けに敗れた結果、サイパン、テニアン、グアムを獲られ、本土攻撃が激しくな…
>>続きを読む『悪魔のような女』を観てもわかるように、 クルーゾー監督は悪女を撮らせたらめちゃくちゃうまい。 この作品の主人公マ…
>>続きを読むホラーではなく、悪魔に試される真実の愛の話。(プロフィール写真の)アルレッティ目当てで鑑賞。「天井桟敷の人々」ではファ…
>>続きを読むシェイクスピアの古典作品『ロミオとジュリエット』の翻案作品は数多存在するが、この作品は『ロミオとジュリエット』の筋書き…
>>続きを読む『賭けはなされた』 ついにサルトル脚本の映画を観れた〜❗ サルトル推し必見です!!実存主義とは、自由とは…サルトルの…
>>続きを読む中村登監督の手堅い演出と、脚本に吉村公三郎、木下恵介の協力を得て、隅田川支流河岸の回漕店を舞台にした江戸っ子気質の男気…
>>続きを読むロベール・ブレッソン、1944年。 ブレッソン監督の長編第2作目。 社会階層の確たる分断と格差を利用して、愛した男…
>>続きを読む歌とピアノで生計を立てるジェニィと夫のモーリス。金持ちのブリニヨンからのスポンサーの申し出があり、ジェニィは喜ぶが、彼はジェニィに下心を持っていた。嫉妬深いモーリスは逆上し、銃を持ってブリ…
>>続きを読むサッシャ・ギトリらしい会話劇中心の恋愛映画です。セリフがいちいち素敵で、ロマンチックというより深みのある人生訓でした。…
>>続きを読む雨の降り続く海辺の町で、 過去を見つめる謎の青年の姿を …
>>続きを読む