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セイジ 陸の魚のHoshiduruのレビュー・感想・評価

セイジ 陸の魚(2011年製作の映画)
3.0
不器用に生き、血が流れる。

まず、話は脇に置いといて。
好きなものが沢山詰まってる!…西島秀俊、森山未來、新井浩文、滝藤賢一、渋川清彦という私的豪華キャスト陣に血糊、着ぐるみ(から頭を出す新井さん)!!もうこれだけで私は満足なんです。伊勢谷友介万歳!!

観てて印象的だったのは、日常なのにいつも血の気が付きまとう。普通に生きてればそんな血って流れるものじゃないはずなのに…ああ、これが「不器用」なのか。
考えてみれば確かに、不器用であればあるほど血とは関わりが深くなる。
不器用であった私の人生も、たしかに血だらけだものなあ。

ちょっと若さとオシャレ感が溢れて学生っぽい…!というのがもったいなかった。
あと、特に何かを感じるストーリーではないです。事件は起こるのにサスペンス然ともしていないです。そこがかなり好き嫌い別れるなあと思う。私はそこそこ好きです。
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