銃は刃物や鈍器に比べて沸点が低い気がする。
ターゲットとの非接触、距離、トリガーの軽さなどがその原因だと思う。
常々その危うさから銃社会には否定的だったが、もし自分がアメリカに住んでいたら銃を持たない自信は無い。
J.コバーンといえば、やはり荒野の七人、大脱走、シャレードといった‘60sの若い頃のイメージが強いが、ラストシーンの鋭い眼光は往年のイメージに重なった。
映画の構成や質は何やらTVの再現フィルムを見ている様だったが、事件の顛末を知るに至って、主人公の行動力の意味を知る。
捜査があっさり打ち切られたり、奥さんや孫の赦しがやたらあっさりしていたりモヤモヤする所も多いが、この構成なら致し方無いとも思う。
序盤屋根付き橋が出てくるが、Vermontといえば北にQuebecと国境を接している北部の州でメープルシロップ生産地でもあるけれど、養蜂はもうあまり盛んではないらしい。
やはりVermontのカレーには林檎と蜂蜜が入っているのだろうか?