子供の味方からの脱却とVFXなどの特殊効果やカメオ出演程度の助演の役者陣の豪華さからも並々ならぬ本気度が伺える平成ガメラ三部作最終章。
特撮映画としては、京都駅セットをはじめ素晴らしいものがあるが、脚本としては消化不良を起こしそうな所も多々ある。
例えば自衛隊のコウモリっぽい行動原理の軸のブレや、イリスが綾奈に執着する理由は分かるが、ガメラが彼女をあそこまで気にかける理由がよく分からない。
浅黄の知り合いっぽいからだけだろうか?
美しい仲間由紀恵さんの扱いの酷さがちょっと面白かった。
手塚とおるさん、この頃から良いキャラしてる。