裕福夫婦が戦争から逃れるため召使たちと無人島へ避難するも、食糧難に陥り、嫉妬も加わり争いがおきてしまうトホホな話

さすがリプスタイン、人間の内なる狂気がよく描かれている。朱色のテントが異国感あって可愛いし、内装もスタイリッシュで素敵。オムレツが塩っぱいとケチつけるオトゥールが良い。夜の海に浮かぶ燃えたぎる船が爆破するシーンはインパクトあるし、朝日に照らされるシャーロット・ランプリングは美しすぎる。人を陥れる卑怯者のには死で報いを。愚かすぎてオモロイ。

• #70年代
• #メキシコ
• #スリラー★
• #無人島
• #サバイバル

無人島映画なんですが、
最近流行りのサバイバル系なんかとは、全然違います
時代は、ドイツがポーランド侵略を行う1年前の1939年
ポーランドの富豪ピーター・オトゥールは、妻のシャーロット・ランブリングと、数人の従者を引き連れて、所有地である絶海の孤島に向かい、そこで戦争とは無縁の平和な生活を目指します

主役のオトゥールは常に厭世的で「ヨーロッパは死んだ」などと言い放ち、そのくせ無人島暮らしとは思えないほど、ゴージャスな生活を始めるのですが、
最終的には、食料や妻を巡って従者たちと争い、ニヒルなオトゥールを保てず、殺し合いに参加してしまったのが残念でした

監督は、メキシコの方らしいのですが、
現実離れした特殊な世界観は、70年代の華麗なヨーロッパ映画などに通ずるものを感じました

アドベンチャー/ ドラマ/ スリラー

• #スリラー1970sZl
• #撮影ÁlexPhillipsJr.
• #音楽PeteRugolo
• #編集PeterZinner