15歳の少女ハイジは、母親の恋人とキスしているところを見つかってしまい家を飛び出す。やがて小さなリゾート地にたどり着いたハイジは、寂しさを紛らわすために次々と男たちと関係を持つように。そんなある日、ハイジはジョーという青年と出会う。
全体的に青っぽい寒色のトーンで、朝焼けの色が印象的。
愛に飢えた孤独な少女の心とジョーと出会い自分の心や周囲との付き合いから成長する様子がこの映画の色彩とマッチしているかのようだ。
愛と寂しさの違いってなんだろう。
ジョーは自分が傷つきたくないために人と深く付き合おうとしない、ハイジは寂しさを埋めるための手段が男やドラッグ、愛に飢えているのではなく、愛を求めているから。ハイジにとってジョーとの出会いは自分を変える大きな出会いになったはず。