風来のリヨナ

ネクロマンティック1[完全版]の風来のリヨナのレビュー・感想・評価

5.0
最高の新年の幕開けだ

ジョーの道路掃除…まぁ交通事故とかの死体処理屋の社員ロベルトくん。今日も「使えね〜」とか影で愚痴られながらも仕事を終えて帰宅。戦利品を瓶詰めに…そう、彼はネクロフィリア。そしてブラッドバスに浸かるのは恋人ベティ。カップルでやってる。

ある日、相当に白骨化も進んでる水死体ちゃんをゲットしたロベルトくん。丸々やって来た死体ちゃんでスーパーハッピーなカップルだったが、臭いの問題でロベルトくんがクビになり…みたいな。

死体としたいって自分もよく言ってるのですが、『ネクロマンティック』もキャッチで言ってて色々運命感じる。
いわゆる伝説的”死の三部作”の1つで兼ねてより…というかずっと手元に確保しておきながら勿体無さで観てなかった今作。今がその時だ。

兎ちゃんの本当に生きた状態から屠殺、モツ抜きまでを通しでやる2023年に相応し過ぎる場面に始まり、主人公が腐敗死体ちゃんイケる上位ネクロフィリアなので濃厚な3Pシーンはずっと臭そう。ねとねとしてる。
生首キャッチボール、お墓セックスなど身に覚えのあり過ぎる性癖があり、一瞬自分のツイッターかと思った。この映画越える奴って出会えるのかなぁ…

個人的に気に入ったのは、眼孔から目を吸い出して戻すとこ、死体にベッドで読み聞かせするとこ、インスタントな殺人映画で退屈そうに出ていくロベルトくんです。
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