このレビューはネタバレを含みます
ペットのネズミとして何不自由なく生活していたロディ
ある日排水管の逆流と共にやってきたドブネズミにトイレに落とされ、そのまま流されてしまう。
下水道の中には大量のネズミ達がコミュニティを作り上げていた。
下水道を進む事ができる船を所持するネズミの協力を得て、なんとか元の家に戻ろうとするロディだったが…
🐀
主人公 ヒュー・ジャックマン
ヒロイン ケイト・ウィンスレット
悪役のカエルにジャン・レノ
めちゃ豪華な声優陣でお届けするドリームワークス×アードマンスタジオのCGアニメーションだ。
「クレイアニメっぽいCG…それってやる意味あるの？」
という意見があるのは知っているし、僕もこのアニメーションをクレイアニメで観たかった事を否定はしない。
そう言った意見が出る事は理解できる。
しかしクレイアニメというのは途方もない時間と労力がかかるもの。
配給側としてはそんなに待てんよと言うのは仕方のない事だと思うし、最大限CGで可愛らしいアニメを提供してくれた製作者の方々には感謝したい。
こういう人間の目に見えない所で起こっているネズミとかアリンコとかの派閥争いみたいな映画が僕は大好きでね。
昔親戚の家のシアタールームで観た、アント・ブリーやバグズ・ライフを思い出すんだ…
この映画の悪玉は僕の好きなカエルさんです🐸
W杯のハーフタイムまでトイレを我慢する人間の心理を利用したネズミ一掃作戦を企んでいるのだが、それをどうやって止めるのかというのも見所の一つ。
ドリームワークスはコミカルな死が描かれる事も多くてそれが魅力的だったりするけど、この映画はあんまり無いね。冷蔵庫の所くらいかな？
だから小さな子供でも最後まで楽しんで観られると思う。
