春とヒコーキ土岡哲朗

ジェシー・ジェームズの暗殺の春とヒコーキ土岡哲朗のレビュー・感想・評価

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憧れ→ジレンマ→殺そう、の過程が秀逸。
自分にとって間違いなくヒーローだと思った相手が、情緒不安定な暴君であると気づき始めたとき、別の使命感に駆られてしまい、暗殺を企てるのが面白い。ジェシーも、暴走をやめる気はないが、自分の暴走を止めて欲しい気持ちも少なからずあったと思う。