KH

CUTのKHのネタバレレビュー・内容・結末

CUT(2011年製作の映画)
1.8

このレビューはネタバレを含みます

俺が嫌いなタイプの映画好きの西島さんが殴られ屋で金稼いで借金を返す話。

多分この監督が懐古厨映画マニアなんだろうという感想しか浮かばねぇ。。
劇中のセリフで最近の娯楽映画はクソだとか、映画は売春じゃない真の芸術だとか真の映画を甦らせようとか高尚なことを叫んでいますが、まずこの映画自体に芸術を感じられないんですよね。。
2時間の半分くらいはただただ殴られて顔が変形していく西島さんを見るだけのシーンで残りはこの監督が好きな白黒映画を紹介し、またその映画を流すだけ。
暴力でも自分は北野映画には少し芸術性を感じることはありましたが、この映画では微塵も感じませんでした。
自分の趣味を押し付ける人はどのジャンルでも嫌われますよっていうことが学べるくらいですかね。
あとね、なんだかんだ人生の100本のベスト1が市民ケーンってのもね。。インターネットまとめサイトとおんなじやなって感想でしたわ。

まぁ一番の謎は監督がイラン人ってとこですが。(このころの西島さんブームに乗っかって作ったとしか思えなかった。)
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