さっちゃん

バイオレンス・レイクのさっちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

バイオレンス・レイク(2008年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

まあ胸糞作品の王道ですかね。何の救いもないものを観たい人にはお勧めできる。
こちら側の人間もアホで調子に乗らないと成立しないので、わかりやすくイライラするアホ彼氏の描き方は良かったと思う。訳のわからん湖で簡易テント張るなや。
彼女が最後に逃げ込んだ家が、これまで死闘を繰り広げてきた子どもの親たちが集まる自宅だった、というオチはなかなか良かったです。ボニー&クライドも良き。あと森広すぎ。めちゃ広い。悪ガキたちのスタミナもすごい。全員キチガイに描いた方が良かったのでは?と途中まで思ったものの、親たちの復讐を受ける所に繋げないといけないので納得。あとジャケ写クソすぎだろ。なんなんだよこのクソださタイトルフォントとキャッチコピーは。真剣にやるならそこも真剣にやれ。

数日経ってまた観たくなり再鑑賞。クセになるなこりゃ。ハネケのアホ丸出しバージョンって感じで弾けてていいね。
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