せびたん

血まみれ農夫の侵略のせびたんのレビュー・感想・評価

血まみれ農夫の侵略(1971年製作の映画)
4.0
赤いシャツにオーバーオールの農夫たち(ジャケットでは白シャツですが)の正体は現代まで生き延びていたドルイド教徒です。彼らがテキサスのとある田舎町で殺戮を繰り広げる話でしたが、なんかとってもまったり観られる癒し系のホラーでした。

ぱっと見どうしようもないC級映画なんですが、どこかがちゃんとしてるんです。どこなのかが分からないけど。笑
その結果、憎めないっていうかかわいいっていうか。まったり観てて飽きないっていうか。

カット割が斬新だったり、役者さんたちがこういう作品にしてはちゃんとしてるからそう感じるんですかね。あるいは照明とか構図とかが悪くなかったからかもです。

あれ?
けっこういい作品だったんじゃね?(←これは気の迷い)

ある意味怪作なのでB級映画ハンターの皆様はぜひこれを狩りに出かけて下さい。基本全部がおかしい映画なんですがどこかがちゃんとしてます。きっと。
私は冒頭のシーンのなんともいえない違和感から一気に惹き込まれましたね。レザーフェイスのダンスみたいな動きが冒頭からやってきます!( •̀ω•́ )و

また本来ならクライマックスにさしかかる時間帯から、みんながやたら電話をかけまくり、その電話によって話がほぼ解決してしまうという展開にはにやにやが止まりませんでした。


«あらすじ»
ドルイド教徒のサングロイド族はローマ帝国の侵攻から逃れ、現代まで生き延びてきたのだが追い詰められていた。
次の満月の夜に儀式を行い生贄をささげ、女王を復活させなければ一族が滅びてしまうのだ。
なりふり構わず生贄を探す彼らだが、生贄にはひとつだけ条件があった。生贄は、彼らが「果実液」と呼ぶ物質―――体内に入れると通常の1000倍のスピードで血が増殖する液体―――が無効な体質の者でなければならないのだ。
こうしてサングロイド族による生贄探しが始まり、「果実液」を体内に入れられた田舎町の住民が次々と破裂死していくのだった!!

というこういうふうに始まるのになぜああなるのか?という映画でした。