GaPTooth

エルストリー・コーリングのGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

エルストリー・コーリング(1930年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

コメディでもミュージカルでもない(断言)

ブリティッシュ・インターナショナル・プロダクションが、英国ロンドンのエリストリー・スタジオから豪華スターの競演を中継する、いわばテレビの試験放送という設定。

司会はトミー。
☆テディ・ブラウン楽団によるヒット曲の演奏。
☆THE THREE EDDIESによるタップダンス。
☆ヘレン・バーネルとコーラス団による歌とダンス(このシーンはカラー)
☆リリー・モリスによる歌とダンス。
☆ジェームソン・トーマスとジョン・ロングデンと女優によるシットコム。

自宅の1階でテレビ中継を観ようとするが、テレビが故障して観れなくなったじいちゃん。2階のテレビは順調に放送を観ることができるのに、意地になってテレビを直そうとする。

☆アンドレ・シャロル演出によるシャロル・ガールズのステージ(カラー)
☆男女二人組のコサック風モダンバレエをアレンジしたような「ロシア演芸」
☆男性混声合唱団のコーラス4人組。ボニージャックスとかダークダックスみたいな(笑)
☆どつき漫才。オチは取っ組み合いの喧嘩。
☆コメディアン・ウィルによる伝わらない漫談と歌。
☆ジャック・ハーバート&ヘレン・バーネルによる「考えもしなかった」(カラー)
☆THE THREE EDDIESが、骨格を描いた全身タイツで歌い踊る。
☆シェイクスピアにこだわる男カルスロップと女優アンナ・メイ・ウォングによるパロディ「じゃじゃ馬ならし」パイ投げ。
☆ラストはシシリー・コートニジーによる「恋にはまった」を女性ダンサーによる群舞と共に。(カラー)

やっとテレビが直ったじいちゃんが、さあ観ようと思ったら...終了(笑)

※ヒッチコックは、中継を観るためにテレビを直そうと頑張るじいちゃんのシーンを監督しているのみ。
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