めちゃめちゃ面白い映画だった…。手足に謎の虚脱感が残るタイプの面白さだ…
ゾンビ映画にまっったく造詣深くないけど、なんとなく、これは正しくゾンビ映画なんだろうなと思いました。ゾンビっていうのがバイオレンスの免罪符になってる感じというか。Zワード厳禁とか、車で何か轢いちゃったぞのとことか笑えるんだけど、そういうのを自覚的にやってて皮肉っぽくみせる感じがめっちゃ魅力的。というか脚本全体がスマートで、細かいところまで気が利いておりますな。音楽の乗せ方も最高だったし。エンドロールは問答無用で号泣だったな…
で、これまた魅力的なのが主人公なんですね。すごい普通のやつで、いいやつで。普通に親とか友達を大切にしてて、ちょっと子どもっぽくて当たり障りない感じ。リアルにこういうタイプの男が歳重ねてから死ぬほどモテるんだろうなあ…
