ぬーこ

三大怪獣 地球最大の決戦のぬーこのレビュー・感想・評価

三大怪獣 地球最大の決戦(1964年製作の映画)
3.8
監督   本多猪四郎
撮影監督 円谷英二
脚本   関沢新一

ゴジラシリーズ5作目。本作で初めてゴジラはベビーフェイス(善役)になる。
東宝最強3怪獣が協力して敵を倒すっていうオールスター感は当時たまらんことだったろう。

一言でいうと、ケンカの仲裁は難しいってこと。モスラの説得が最大の見どころ。
色々笑えて大満足な話。前作から思ってたけど結局、モスラの糸をはくが一番強い。蚕リスペクト!

異常気象、頻発する流星群、セルジナ王国から亡命する王女、そして王女とよく似た金星からの預言者、金星を滅ぼしたキングギドラ。

隕石は黒部へ落下、阿蘇山ではラドンが復活、日本近海ではゴジラが出現。

隕石から生まれる時のキングギドラ、きれい。めちゃかっこいい!今まで見た奴の中で一番笑。
散々期待させといて、ゴジラたちとの決闘はラスト10分というところもやはりポイント高い!笑

ゴジラとラドンのガチンコ、地味に見応えある笑。つつく、吹き飛ばす、つばさでうつのポケモン技のラドン。一方ゴジラはしっぽを振りまわし、喰らったラドンは目を回す。そんなところに芋虫が説得に来る。
岩投げるドッチボールは何なんや。

モスラ先生の説得にそっぽ向く、不良学生ゴジラ、ラドン。人間ぽさが笑えた。
モスラがゴジラの尻尾咥えて、連れてってもらうところ可愛い。

 
異常気象っていつの時代も語られているんだなあ。正月に日本脳炎って何のことだか分からないけど

テレビショーに出るなんて、小美人も垢抜けちゃったなあ。
えっ、一つ死んじゃったの!?そんな虫みたいな言い方

拾い賃は200円って物価の違いを感じる


○尺
0/3〜1/3 怪奇現象や主人公の人間ドラマ、謎の隕石の落下
1/3 ラドン復活
4/9 ゴジラ、日本近海に登場
2/3 小美人、ゴジラとラドンとモスラが協力すればキングギドラを倒せるかも
3/4モスラの説得

2021.103
ぬーこ

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