『ミルク』でアカデミー賞脚本賞を受賞🏆『J・エドガー』の脚本も担当したダスティン・ランス・ブラックが、インタビューに答えている。
「10%という制作会社からゲイの作品を作って欲しいと依頼された。しかし予算は3万ドルで制作日数3日と言われて...それは難しい話。何とか5日で仕上げたよ」

低予算ではあるものの、監督らしさ、優しさ、前向きさを感じとれる初々しいゲイの青春物語💙


19歳のジャレッドはジョージアから憧れを持ってハリウッドにやって来る。泊まったホステルの広告に『盲目の世話人募集』を見つける。祖母を介護した経験があると言い、裕福な盲目の老夫人から直ぐに雇われる。

ホステルは何故か男性専用だったのもあり、少し年上のロバートから誘惑されていた。田舎で女の子としか付き合ったことがなかったジャレッドは戸惑うもののキスをされてしまう。
ある日、夫人の1人息子でゲイのマシューにも誘惑されて、ベッドを共にしてしまう...マシューにはパートナーがいるのに...

夫人からは人生の話を聞かされて、ジャレッドが作る簡単なランチを一緒に食べたり、2人の心のふれあいが強まっていく。
少年だったジャレッドはいつしか大人の階段を登っていた。


ゲイのシーンはあるものの、いやらしさはなく、悪人は誰も出てこないし、マシューが経営している会社の秘書が太めの黒人女性で、しっかり社長マシューにダメ出ししたりするのも愉快。

ジャレッド役青年が爽やか系イケメンだし、観終わった時には爽やかな風が吹きました🩵


Mark5人目って少な過ぎる💦

ゲイな映画ですよ！
ミルクとかＪ・エドガーなんかの脚本家のダスティン・ランス・ブラックが監督と脚本ってことで、前から観たいとは思ってたんだよね。

これはなかなかいい映画でした。ジャレッドの自分自身のセクシャリティとの葛藤と言うかね…彼自身まだ吹っ切れていない部分があってさ……それを乗り越えて殻を破って生まれ変わっていくお話って感じかな。
ゲイ描写はそこそこあるけど、そんなに過激なものではないですね。それよりも彼が出会う盲目の老婦人との関係が素晴らしくよかった。見えないのに彼がゲイだってわかってる老婦人の言葉が響くんだわ。ほんと目で見えるものが全てではないよね。

ラストも恋の始まりが感じられたのでよかったですね！自分からするキスの初々しさ！ジャレッドには幸せになって欲しいと思った。いや、幸せになるはずだね。

https://youtu.be/BbQEWfWwKLw

• #マックス・フーバッヒャー＋岡田准一似の田舎からLAに出てきたジャレッドは安宿に泊まりつつ盲目の老女の家でバイトをする事に。登場人物はほぼゲイという狭い世の中wお婆さんの息子の熟年カップルは倦怠期。初めての恋人だと信じた相手がクズ…ヘインズ婦人はこの映画の良心！言葉が沁みた。