JTKの映画メモ

悪魔のJTKの映画メモのレビュー・感想・評価

悪魔(1972年製作の映画)
4.0
アンジェイ・ズラウスキーは以前イザベル・アジャーニの観たことあるんで2本目。前のは全く憶えてないんで比較は出来んけども。

強烈だわ。画力凄いし。中身は狂っとるけども、背景と人物配置の構図やスクリーンの中動き回る人々のデザインは完璧にコントロールされとるわ。
なんやらプログレと現代音楽がブランドされたような奇怪な音楽と相まって独特の世界観が確立されとる。
わしこういうの好き。

まあ、出てくるのは悪魔と狂人ばっかだし、インモラルなエピソードの積み重ねだもんで、ちとクルけどね。でも面白かった。