『ポゼッション』の鬼才アンジェイ・ズラウスキー監督作品。
18世紀混乱期のポーランド、国王暗殺を企てたとして精神病院に入れられていた男が尼僧とともに謎の男に助け出されるが…
よく分からないけどなんか凄いものを観たな、ということだけは分かった。サイケデリックな音楽に暴力的な展開、狂った世界観がクセになる。
女性とのキスはない割に男同士のキスが何回かあったのが印象的。正直同性愛を悪魔の象徴とするのはいい加減うんざりなんだけど、妹の婚約者ともキスするのでそういうわけではないのかな。
18世紀のポーランドと聖書を合わせたような内容なのでちょっと理解が及ばないが、画面が凄いので眺めているだけでもかなりリッチな気分にはなる。
ヤコブの母親が開く魔女の宴みたいなシーンが一番面白かったな。