ざり

キャタピラーのざりのレビュー・感想・評価

キャタピラー(2010年製作の映画)
3.0
役者魂と演技力に脱帽。

それ以外は何にも感じれなかった。
ストーリーに心が動かなかった。
私には合わないのか、終始「軽いな」と感じた。

泣くだけが悲しいじゃなくて、怒鳴るだけが怒るんじゃないのは分かるし、感情をそんなに表に出さないのが良い映画ってのも分かる気がするけど、この作品は私の小さい器と脳みそでは、拾いきれなかった。

大西信満さんは、見たことあるなー。って思ってたら、さよなら渓谷で見たんだった。惹かれる。
目力が凄い。喋れないけど、怒ってるし嫌がるし、苦しんでるのが分かる。
その体現のフォローを完璧にこなす流石の寺島しのぶさん。相手役が上手いと2人とも上手く見えるから、大西さんと寺島さんのコンビは素晴らしいに決まってる。

やっぱり、役者陣の演技力の高さと、役者魂を見るための作品なり。
ざり

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