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恐怖のロンドン塔
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『恐怖のロンドン塔』に投稿された感想・評価

B級映画の帝王ロジャー・コーマン監督によるゴシック・ホラー史劇。シェイクスピアの戯曲『リチャード三世』で有名な史実の映画化。1939年版「恐怖のロンドン塔」をリメイクしたモノクロ作品。

かねてから王位略奪の野望を抱くグロスター公リチャード(ヴィンセント・プライス)は、王である実兄エドワードに死が迫っているのを知り、次なる王位継承権を持つ次兄クラレンスを殺害する。そして王の死後、跡継ぎである二人の王子をロンドン塔に幽閉。王位継承の邪魔者となる自らの血筋を次々と手にかけていくが。。。

メリハリが弱かった旧作に比べ、本作は殺害や拷問シーンを組み込み、殺された者たちが幽霊となって現れるなどホラーなエンターテイメント性が高められていた。ロンドン塔内の美術、撮影もゴシックムードがたっぷりで好み。ただ、シナリオ的には主人公が邪魔者を一人一人排除していくことの繰り返しになってしまい中盤あたりは単調に感じてしまった。

それにしても、外連味あるシーンを次々と繰り出し決めどころではしっかりと見映えの良いカットを入れてくるところに、低予算でもヒットを飛ばしたコーマン監督の演出力を感じることが出来た。

※1939年版ではヴィンセント・プライスが次兄クラレンス役を演じた

※終盤のボズワースの戦いは1939年版のフィルムを流用。さすがは低予算映画の帝王ロジャー・コーマン!
王位を簒奪するべく犯罪行為に手を染めた公爵(ヴィンセント・プライス)が、殺された者たちの亡霊に取り憑かれてしまう。15世紀イングランド王リチャード三世を中心にした、因果応報の物語をアレンジしている、文芸ゴシック・ホラー。

「王様になりたーい」欲求に駆られた主人公が、ズル賢い妻と共謀して暗躍を開始。城内から不都合な人物を消し去り、周囲をYESマンで固めていくのだが、本人にしか見えない亡霊の問い掛けにより、罪悪感を与えられてしまう。

文芸映画としての格式が備わっているため、城に出入りする人物たちのコスチューム・プレイに惚れ惚れさせられる。主人公の犯罪行為に見世物的要素が含まれており、王妃への拷問がフェティッシュに描かれているところも素晴らしい。

中盤からは、幼い王子を庇護する反リチャード派の脱出劇が動き出す。何となく展開が分かっていても、純粋にドキドキ感を堪能することが可能。基本的にヴィンセント・プライスの一人舞台であり、彼の"役者力"に圧倒されっぱなしの鑑賞に浸ることができる。
ptzkk
3.4
殺せど...殺せど...