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この庭に死すのotomのレビュー・感想・評価

この庭に死す(1956年製作の映画)
3.7
激しくブニュエルらしくない気もするものの、信仰の挫折感はやっぱりブニュエルっぽくはある。世にも雑な群像劇からこれまた雑なサバイバルに移行する。とにかく雑な印象しか残ってないのだけれども、終わってみればなかなか見応えのある極限状態の人間心理を描けていた気もしなくはない。
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