しちれゆ

縞模様のパジャマの少年のしちれゆのレビュー・感想・評価

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)
4.0
ホロコーストもののフィクション。
ナチス強制収容所所長の息子ブルーノはある日 窓から眺めていた″農場″に行ってみる。有刺鉄線の向こうには縞模様のパジャマを着た丸刈りの少年シュムールがいた。
「なぜ昼間なのにパジャマを着ているの?」
「何を燃やしているの?ひどい匂い」
「君のパパを一緒に探そう」
やがてブルーノは″農場″の真実を知る。
ガス室の扉を長回しで捉えながら遠ざかるカメラ。主のいなくなった沢山のパジャマ。
エイサ君当時8歳の心掴まれる演技。

作中で上映されるナチスのプロパガンダ映像もこの映画のために撮影されたそうです。
いつまでも忘れられない作品がまたひとつ。
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