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縞模様のパジャマの少年のNomのレビュー・感想・評価

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)
4.0
徹底的に人間の愚かさを痛感する作品

ナチス政権がユダヤ人を牛耳る中、収容所付近に引越しをしてきた、中佐の家族。
セックスエデュケーション主演のエイサ君が子役で務めている、ブルーノは収容所の中にいるある少年に出会うが…

子供の無垢さ純粋さ故に起きては行けない事態に招かれていくラスト15分。戦慄のラストです。
ナチスのやり方に賛同していない大人が1部登場人物の中にいるのが救済である。ただそんな一般的な価値観を持った人が報われない展開。それほど常識が通じないとは、とにかくこの政権は強く非道で残酷であったのだろう。
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