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縞模様のパジャマの少年のchanのレビュー・感想・評価

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)
3.8
少年たちの一つ一つの眼差しが、脳裏に強く焼き付いてる。

衝撃の結末て言われてたからなんとなく展開は読めたけど、それでも、あの結末はしんどかった。途中から母親に感情移入してたから余計に。

純粋無垢な存在に気付かされることってたくさんあるけど、こんなことは自分で気付いててほしかった。でも気付けないのは差別意識の悪循環のせいでもあるから、
子供時代に彼らが見るもの、匂うもの、聞くものがいかに彼らにとって世界の全てであるかを考えさせられた。
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