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縞模様のパジャマの少年のArispのレビュー・感想・評価

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)
2.9
「縞模様パジャマの少年」オススメされた時、「?、コメディかな?」って思ったんだけど、最悪の後味とのことで。
ナチスドイツのホロコーストを描いた映画。

縞模様パジャマなど好き好んで着ているわけではないのに、大人にコロッと騙され、なんでパジャマ着て遊んでるのかと不思議に思うドイツ少年。後に、この少年の無邪気さ、残酷さに打ちのめされることになる。。

たいていの親は子供にできるだけ世の中の暗部を知らず純粋なまま育っていってほしいと願うのだけど、真実を知ることが何よりも大切なんだと感じた。それがたとえ血の吹き出す痛みを伴おうとも、澄んだ瞳を永遠に曇らせることになろうとも……取り返しのつかないことになるよりは、よっぽどいい。
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