カーズWSA

その女を殺せのカーズWSAのレビュー・感想・評価

その女を殺せ(1952年製作の映画)
4.5
これおもしろーい。おもしろかったです。満足度高し。

列車内ってなんかワクワクします。昔の食堂車でゴハン食べたい。

組織の帳簿を持ってるマフィアの未亡人を裁判所まで護衛するお仕事。刑事役にチャールズ・マックグロー。確認したら過去に観た映画に出てるようですが全く覚えてません。

ちぎれたネックレスの玉が階下へ落ちた先にピストル構えてる男。かっこええ見せ方。
階段を下りるすぐ近くの未来が気になっていきなり心掴まれました。

シーンのほとんどが列車内。窓に写った姿を見る画や狭い車内を行ったり来たりオシャレで臨場感もあって見応えアリ。
太った人はすれ違うの大変です。

護衛されるのはマリーウィンザーさん。この人好きだ。まあムカつく。
その女を殺せ、穏やかじゃないタイトルですが、その女を守れ、じゃあないんですね。むしろその女に殺されたい。

その登場から何から何まで、文句あんの?、みたいな顔でああねえこうねえウルサイんだ。この護衛はご褒美なのか?

ちゃんと顔覚えてたわけではありませんが、キューブリックの『現金に体を張れ』に出てたことを知って、多分あの人だ、と思いました。あの言っちゃうヤツの女。合ってるかな。

短い時間の中でユーモアもあるし先が気になるしお話もうまく出来てて言うことナシ。
チャールズマックグローと並んで歩く5ドルの貸し。
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